
音楽がもたらす心と体への効果
――リハビリテーションとの深い関係――
私たちの生活に身近な「音楽」。
実は音楽には、心を癒すだけでなく、体の回復やリハビリテーションを支える力があることが分かっています。
音楽は脳と自律神経に働きかける
音楽を聴くと、脳の感情をつかさどる部分が刺激され、リラックス効果や気分の安定につながります。
特にゆったりとしたテンポの音楽は、副交感神経を優位にし、緊張や不安を和らげる効果が期待できます。
リハビリ中に「体がこわばる」「痛みが気になる」という方も多いですが、音楽によって心が落ち着くことで、体も自然と動かしやすくなることがあります。
痛みの感じ方を和らげる
音楽には注意を分散させる働きがあり、痛みの感覚を軽減する効果があるとされています。
リハビリ中に好きな音楽を聴くことで、「思ったより動けた」「痛みが気になりにくかった」と感じる方も少なくありません。
リズムは「動き」を助ける
一定のリズムは、歩行や運動のタイミングを取りやすくします。
実際にリハビリの現場では、歩行練習や運動療法に音楽やリズムを取り入れることもあります。
これは、脳がリズムに合わせて体を動かそうとする性質を利用したものです。

「好きな音楽」がいちばんの効果
音楽の効果を高めるポイントは、自分が心地よいと感じる音楽を選ぶこと。
ジャンルや年代に正解はありません。
懐かしい曲、元気が出る曲、落ち着く曲など、その日の体調や気分に合わせて選ぶことが大切です。
僕は米津玄師の海の幽霊が好きです!

日常生活に音楽を取り入れてみましょう
・リハビリ前後に音楽を聴く
・ストレッチや体操のときに流す
・気分が落ち込んだときの「一曲」を決めておく
このような小さな工夫が、心と体の回復を後押ししてくれます。
音楽は、薬のように副作用がなく、誰でも始められるセルフケアのひとつです。
リハビリと上手に組み合わせながら、無理のないペースで続けていきましょう。

豊中市 整形外科 リハビリテーション科 三愛クリニック




