リハビリ科

OVERVIEW / FEATURES概要・特色

お一人おひとりに合った
治療を行っています。

基本的動作の回復を通して、日常生活における活動の自立、あるいは介助の改元を図るために患者様の状態に応じて、運動療法、物理療法、装具療法、日常生活の動作練習などを組み合わせて治療を行います。 患者様にとって適切な実施計画を立てて、治療効果を定期的に評価、見直しをしながら実施していきます。

疾患の症状

関節リウマチ切断(外相・血行障害)脳梗塞脳腫瘍心疾患内部障害がん(悪性腫瘍)くも膜下出血脊髄損傷神経筋疾患骨折人工関節

受診される方へ

●初診、および月初めの受診の際は、必ず健康保険証をお持ちください。
●当院の「診察券」はいつもご持参ください。
●住所や電話番号など健康保険証の内容に変更がある場合は、受付にお知らせください。
●老人・乳児・身障医療等の受給者証をお持ちの方は、健康保険証と一緒にお出しください。
●高熱やひどい下痢、嘔吐などの症状がある場合は、来院前に必ずお電話でお知らせください。
●他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳かその薬自体をご持参ください。
●妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
●今までにかかった病気についても受付にてお教えいただければ診察がスムーズに進みます。

関節リウマチ

症状

関節が炎症を起こし、軟骨やほねが破壊されて関節機能が損なわれてしまう病気です。放っておくと関節が変形してしまう場合もあります。 朝起きてすぐに手が開きにくかったり、体が動かしにくい(症状は起きて30分程で消えます)ことがあります。関節の痛みが生じたり、熱をもって腫れたりします。また、37℃台の微熱が生じたり、倦怠感や食欲不振が続くこともあります。


原因

免疫力に異常が起きて、外敵から身を守るために働く免疫力が自分自身を攻撃してしまうことで関節に炎症が起こり、痛みや腫れなどの症状を引き起こします。


治療

リウマチ体操などの運動療法と、筋肉の緊張緩和、局所の血流改善、鎮痛消炎を目的とした 温熱・寒冷・光線・水治療などの物理療法を行います。

脳梗塞

前兆症状

からだの左右どちらかに力が入らない、歩いているときに傾いてしまう、食事中に箸・茶碗などを落としてしまう運動障害。 からだの左右どちらかの手足などが感覚が鈍くなったり、しびれる感覚障害。 言葉がうまく出なくなったり、呂律が回らなくなる言語障害。 物が二重にみえたり、見える範囲が狭くなってしまう、視覚障害など。


原因

高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、心房細動、加齢、飲酒・喫煙習慣などの危険因子を持っている人に起こりやすい病気です。


治療

脳梗塞の一般的な診療は内科・神経内科で行います。ただし、外科的手術や、脳血管内ステント治療などが必要な場合は脳神経外科の領域になります。 脳梗塞の予後としてリハビリが必要になります。 早めにリハビリをスタートすることで、予後の状態も確実に良くなります。 始めはベットでできるものからスタートしていき、安定してきたら本格的なリハビリを進めていくことがお勧めです。

脊髄損傷

症状

首や背中の損傷部分に痛みを感じます。損傷部位に触れると痛みを感じることがあります。 脊髄が損傷すると、損傷部位とそれより下の神経の機能が十分に働かなくなり、筋肉の調整機能や感覚がなくなります。


原因

事故などによるケガが原因で、脊椎の脱臼や骨折してしまうことにより、脊髄が圧迫され引き起こされます。


治療

不安定性のグラグラしているだけの状態であれば、損傷部位の固定が中心となります。 不全麻痺で脊髄圧迫が残っている場合には、圧迫を取り除く手術を行います。麻痺が残ってしまった場合には、リハビリを行い、残っている身体機能で日常生活でのできることを増やしていく必要があります。

骨折

症状

骨が壊れることを骨折といいます。骨と骨の周囲にはたくさんの神経と血管があります。 そのため、骨折してしまうとその部位に痛みと腫脹といった症状が現れます。


原因

外傷性骨折の場合、転倒、衝突、交通事故などで外傷を起こした場合に起こります。 疲労骨折の場合、スポーツなどをした際に集中した力が加わり、小さなひびがいくつも発生するために起こります。 そのほか、骨粗しょう症や、骨腫瘍などの病気が原因となり骨の強度が低下することによって骨折を引き起こす場合もあります。


治療

基本的には、折れた骨を元の位置に戻して、きちんと固定します。複雑骨折や、骨がバラバラに砕ける粉細骨折などの場合には手術を行い、ワイヤーまたはピンを数本打ち込みます。 固定、手術の場合どちらも、治療後にはリハビリが大切になります。骨折した部分は治療中は固定されているため、動かすことができず筋肉が減ってしまいます。動かせるようになったら、積極的にリハビリを行うことが効果的です。