
春先になると増えてくる「花粉症」。
特に日本では、スギ や ヒノキ の花粉による症状が多くみられます。
くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ…。
発熱はないのに、集中力が落ちたり体がだるく感じたりすることもあります。
■ なぜ起こるの?
体の中で「異物を排除しよう」とする免疫反応が過剰に働くためです。
花粉が体内に入ると、ヒスタミンなどの物質が放出され、くしゃみや鼻水が出ます。
■ 治療方法
① 内服薬(抗ヒスタミン薬など)
② 点鼻薬(ステロイド点鼻など)
③ 点眼薬
④ 舌下免疫療法(体質改善を目指す治療)
特にスギ花粉症には、
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舌下免疫療法
があり、数年かけて体質改善を目指します。
このように、病院や薬によって軽減する方法もいくつかあります。
ですが、ある食べ物を食べることにって花粉症が軽減することが近年話題になってきてます。
その食べ物はなんと・・・食物繊維を多く含んだ食べ物です。
食物繊維を取ることによって、腸内環境を整えることができるからです。
前振りが少し長くなりましたが、ここからが本題です!
🌿 食物繊維がアレルギーを防ぐって本当?
近年の研究で、食物繊維とアレルギーの関係が注目されています。
結論から言うと、
👉 腸内環境を整えることで、アレルギー症状をやわらげる可能性がある と考えられています。
🌱 なぜ食物繊維が関係するの?
食物繊維は腸内細菌のエサになります。
すると腸内で「短鎖脂肪酸」という物質が作られます。
この短鎖脂肪酸には、
✔ 免疫のバランスを整える
✔ 炎症を抑える
✔ アレルギー反応を過剰にしにくくする
といった働きがあると報告されています。
腸は“最大の免疫器官”とも言われ、
体の免疫細胞の約7割が集まっている場所です。
つまり、
腸内環境が整う → 免疫が安定する → アレルギーが起こりにくくなる
という流れです。
🌸 花粉症にも関係ある?
花粉症(例:スギ花粉症)もアレルギー疾患の一つです。
食物繊維を十分にとっている人の方が、
アレルギー症状が軽い傾向があるという報告もあります。
※ただし、食物繊維だけで完全に防げるわけではありません。
🥕 おすすめの食物繊維食品
戦後直後は1日20g以上摂取していたとされますが、
現在は平均で14g前後といわれています。
目標量は
・男性:約21g以上
・女性:約18g以上
🌿 水溶性食物繊維(特におすすめ)
・海藻類
・オクラ
・納豆
・大麦
・りんご
🌿 不溶性食物繊維
・ごぼう
・きのこ
・豆類
・玄米
▶ ポイントは「水溶性+不溶性をバランスよく」
🌱 今日からできる工夫
✔ 白米にもち麦を混ぜる
✔ 具だくさん味噌汁にする
✔ 海藻やきのこを意識して加える
✔ 納豆や豆類を取り入れる
「昔ながらの和食」を少し意識するだけで、
自然と食物繊維は増やせます。
食物繊維不足は、
腸内環境の乱れや免疫バランスの低下につながる可能性があります。
毎日の小さな積み重ねが、
花粉症や生活習慣病予防の土台づくりになります。
豊中市 整形外科 リハビリテーション科 三愛クリニック




